「お金の教養」という本を読んだ。なんか投資って怖い、何でお金が貯まらないんだろうって漠然と思っている人の取っ掛かりになる読みやすい本だった。
本を読んで2つの新しい気づきを得ることができた。
1.「お金の階段は一方通行」
月収で給料をもらう僕たちサラリーマンにとって、「時給」という考えはなかなかイメージ出来ないが、時給換算するとモノを買うときに、「このモノは僕の時給何時間分だ」と考えることが出来る。
時給1,000円の場合、丸一日、一生懸命働いて稼いで稼げるお金が8.000円である。もし、飲み会でお店をはしごして8000円を消費した場合、それは丸一日分の労働に相当するのである。
この支出は、〇日分の労働の価値があるか?なんて今まで考えたことが無かったが、そういう考え方をすると、有意義なことにお金を使えそうな気がする。
『お金を稼ぐというのは「階段を一段ずつ上ること」、お金を使うのは「一気に飛び降りること」』
なのである。
2.30年後でも資産価値がある家をマイホームとすべき
東京迄2時間で、3,000万円の広い家。東京迄30分で、5,000万円の少し狭い家。あなたならどちらを買うか。この本を読むまでは間違いなく、「3,000万円の家」を選んでいた。なぜなら、2,000万円も安いのだから。
しかし、この本では30年後の資産価値を考慮して購入すべきと教えている。仮に30年後に、2時間かかる家が1,000万円の価値になり、30分かかる家が4,000万円だったら、その場合は5,000万円の家を買うべきなのである。
そう言われても、家買ったら売らないし、2000万円もお得だから、その考えは納得出来ないと思ってしまいそうだ。
こういう考え方をしてしまう人は、資産と負債をきちんと区別できていない人なのだ。資産と負債の違いは、「金持ち父さん、貧乏父さん」に書いてあるので、そちらを読んでみると良く分かる。
この本では、自分の家の貸借対象表(バランスシート)を作ることを勧めていた。今まで貯金推移は作っていたが、B/Sは作ったことが無かったので、今度我が家の経営状態をB/Sで見てみたい。
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