自分で立てた投資方針が20年後、30年後どうなっていくのか。投資をしなかった場合と比較してみたい。僕の投資方針については以下記事参照。
◆前提条件
・ボーナスは無い前提で計算。
・給料は現在の水準をベースにする。
・妻の給料はゼロとする。
・教育費は1500万円かかるものとする。
・毎月10万円貯金する(半分は教育費積立、残りは貯金)
これが家計の内訳。28万円が僕の手取り。この28万円で、なんとか10万円の貯金(教育5万・貯蓄5万)をすることを目標としたい。
固定費:水光熱費・保険・ネット・携帯・他。家賃は現在会社の借り上げなので、給与から天引きされている。
生活費:基本は娯楽・食費・外食等全て含んでいる。現状はオーバーしている月もあり、今後は12万円!を目標にやりくりしていきたい。
◆ケース1:投資をしない場合
毎月10万円の貯金を頑張って続けていくことで、60才までに5000万円ちょっとの現金資産を保有できる見込み。50代半ばで資産が目減りするのは大学等の教育費に使用するため。
この資産に退職金と年金を合わせれば、老後は暮らしていけそうだ。しかしながら今後30年間インフレしない、年金と会社からの退職金がちゃんともらえるという前提条件が付いてしまう。
◆ケース2:投資をした場合
※前提条件:2000万円を7年間かけてS&P500とHDVへ投資。その後は貯金からS&P500を継続投資する(HDVは追加投資なし)。HDVの配当率を2.6%と仮定し、再投資。S&P500は6%の配当&再投資で仮定。
黄色い枠の投資用の資産が、オレンジ(HDV)、S&P500(青)に移り、大きく成長している。なんと、同じ10万円/月の貯金でも、60才の時の資産は9000万円を超える。恐るべし、投資・複利の力。
ただしここで懸念されるのが、手持ち現金がケース1より少ないことだ。生活防衛費として500万円、その他貯金で500万円程度。計1000万円があれば、大抵の問題はなんとかなりそう。但し、娘が海外留学したいなど想定外の大きな支出がある場合は、足りなくなるリスクがある。
◆まとめ
・投資・複利の力はすごい。
・投資・現金の比率はとても大事。
今回はあくまでケーススタディなので、子どもが大きくなった時に12万円/月の支出でやっていけないことは承知している。
また、今回の前提では金のなる木である「HDV」へ貯金が足りなく、7年間しか投資できなかった。
想定されるイベント支出をできる限り想定し、その分のお金は現金で確保した後は、できる限り投資に回した方が良いのが今回改めて分かった。
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