初めての株式購入での反省点

僕が人生で初めて株を買ったのは2017年夏頃。「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の株であった。配当がそこそこ良さそう・有名なメガバンク・SBI証券の評価レポートも良い・単元株が安い。これらを理由に購入を決断した。


NISA枠で初めて買ったその株は、730円で買い、830円の時に売却した。ビギナーズラック。その後、僕は株が下がったのを商機と思い、再び三菱UFJ株を730円くらいで購入。しかしその後は株価は下落をたどり、現在は600円未満とマイナスになっている。


僕の初めての投資のどこに問題があったか、分析してみたいと思う。


【反省点1】投資に関する方針が全く無いこと。

まず、何の目的で三菱UFJ株を買ったのか。配当の良さを理由に購入している割に、直ぐに売っている。しかもNISA枠で購入したものをたった数ヶ月で売却している。NISAは120万円/年の枠が決まっており、売却してもその枠は増えない(当時そのことすら調べていなかった)。確かに売却益も非課税になるが、個人的にNISAは長期間保有する方がメリットが大きいと思う。

少なくとも、キャピタルゲイン(株を安く買って高く売る)目的か、インカムゲイン(企業からの配当)目的かはっきりさせるべきであった。


【反省点2】事前勉強を全くしなかったこと。

NISAがどういうものかすら詳しく調べていなかった。自分が投資する市場のこと、投資する会社のことも全く調べていなかった。こういうギャンブルをするから、投資とは「良く分からない怖い何か」になってしまうのである。


バビロンの大富豪という本を読んだ。そこで僕の失敗のことが書かれていた。


「五十年働いて貯めたものを、おぬしの妹御の夫が商人になれるかどうか実験するために、青銅のるつぼに入れて溶かしてしまうことにすると考えてみたらどうかね」


これは、感情に流されて返ってくるか分からない投資先に投資することを諫めた時のメイソンのセリフである。僕は、会社員として貯めた金を青銅のるつぼに投げ入れていたのだ。

それが増えるか減るかは問題ではなく、「良く分からないものにお金をつぎ込んでいる」のがまずいのである。

次回投資するときの自分自身に対して、バビロンの大富豪に出てくるメイソンの言葉を記載する。


ーより慎重な選択こそが、大きな後悔から身を救う。

出典:バビロンの大富豪

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