投資信託の手数料

アメリカ市場に少額で分散投資できる、との触れ込みでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の積立投資を始めた。


始めてみると色々興味が湧いてくるもので、今更なのだが、投資信託について調べることにした。


そもそも投資信託はどういうものか。言葉の通り、信託とは「信用して任せること」を指し、自分のお金を誰かに預けて投資してもらうことを言う。


自分で投資せずに誰かに投資してもらう理由として、


①投資のプロに判断任せたい

②少額で投資を始めたい

③分散して投資がしたい

この三つの理由が挙げられると思う。


①投資のプロに判断任せたい

自分で会社の業績や今後の見通しを分析・判断して投資するのはとても大変である。餅は餅屋という考えで、投資のプロに判断を任せることで少ない労力で投資ができる。


②少額で投資を始めたい

一人で株式を購入するのは、ある程度まとまったお金が必要となる。一方で投資信託はみんなからお金を集めているので、少額の投資で始められるのである。


③分散して投資がしたい

一つの株だけを保有していると、その会社がつぶれてしまったとき、全額失ってしまう。そうならないように分散投資が大事となる。投資信託では色々な企業に分散して投資しているので、効率的に分散投資ができる。


◆手数料

この話を聞くと投資信託って素晴らしいと思うが、良い話にはそれなりの理由がある。手数料が高いのである。

この表はSBI証券の投資信託手数料である。投資信託にかかる費用は3種類。


①申し込み(買い付け)手数料

投資信託を購入したときにかかる手数料で証券会社に払う費用。最大4%ということは、1万円分購入した場合、実際には9,600円が投資信託、400円がSBI証券に渡るのである。これは非常に大きい手数料である。投資で4%稼ぐのはとても大変で、お金を儲けるためには4%以上の利益を出さなければならないのである。

ちなみに株式を同じSBI証券で買う場合、10万円迄は税込み97円(0.1%)の手数料であることを考えるとかなり高い手数料と言える。


②信託報酬

お金を運用するファンドに払う管理費用。買い付け手数料と違い、預ける続ける限り発生する(毎年運用資産から自動的に差し引かれる)。

仮に1%/年の信託報酬の場合、1万円を預けた場合、毎年100円引かれていく。


③信託財産留保額

投資信託を解約する際にかかる手数料。


このようにみていくと、投資するだけでお金を取られる仕組みになっており、やる気がなくなってしまうが、最近は積立NISAの影響か手数料がどんどん下がってきているのである。


①申し込み(買い付け)手数料

ノーロードと呼ばれる商品については、この買い付け手数料が「無料」になるのである。4%取られるか無料か、この選択で大きい違いとなる。

②信託報酬

投資会社が手間をかけて運用しているアクティブファンドと呼ばれるものは手数料が高いが、インデックス投資と呼ばれるある指標に連動するように運用している投資は比較的手数料が安い。

ちなみにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は「0.1728%」でかなり安い手数料と言われている。


僕が投資した商品は結果的には、手数料が安い商品であったが、やはり買う前にきちんと調べることが大事だなと反省。これからもちゃんと勉強していこう・・・

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