前回の記事で「20万円/月の配当を目指す」「安心のために現金も保有する」という方針を立てた。
今回はその目的を実現するために具体的な投資方法について検討したいと思う。
僕の今の武器は比較的裕福な現金預金だ。約3,000万円ある。この現金にどのように働いてもらうか。
①配当が多く見込める株式へ投資する。
投資する国:アメリカ
投資方法 :ETF(HDV)
投資額 :13万円/月(158万円/年)
20年程度の長期スパンでは成長する可能性が高いのがアメリカと言われており、投資へのリターンが日本より大きいと思われるため選定。尚、新興国は通貨や市場環境などアメリカよりリスクが大きいことから、初心者の僕は回避した。
ETFを選んだ理由は、「配当」「分散投資」を簡単に両立できる手段と考えたから。個別株は、分析が難しく、ポートフォリオを考えるのが初心者の僕には難しい。インデックス投資の方が間違いがないと考えた。
投資額については、海外ETFの買い付け費用で手数料負けにならない金額で算出。
(13万円/112円=$1,160)※1回の買い付けが$1,111以上なら0.45%の手数料で購入が可能。正確には買い付け単価の問題で$1,111未満となる可能性もあるが、そこは目を瞑る。(NISA枠を活用予定)
そして毎月同じ額を淡々と投資することで、投資へのストレスやリスクを低減させたい。
またHDVにした理由は、VYMより配当が多いような気がしたから。色々なブログを見てもそこまで大きい違いは無さそうと判断。今後分析してみて変えるかも。基本は持ち続けていく。
②資産増加スピードを重視した投資信託
投資する国:アメリカ
投資方法 :eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
投資額 :7万円/月(80万円/年)
基本は①をメインに進めたいが、①は都度配当が出て、その度に税金を支払っていくので、再投資する場合と比較し資産増加スピードが遅い。配当20万円/月を得るためには相当額の資産を投じる必要があるので、複利の力を利用し資産増加スピードUP。基本は持ち続けていく。
eMAXIS Slim は信託手数料が0.1728%と安価なことから選定。S&P500は、全世界にするかも悩んだが、全世界でも半分以上はアメリカ市場だし、アメリカが長期的には成長するという考えからアメリカ1本の投資信託を選定。ただ、ETFのようにミニマム額が無いから今後比率変えてみるかも。
投資額は妻の積立NISA3.3万円/月と僕も同額投資し、7万/月とした。
③その他自由枠
投資する国:アメリカ・日本
投資方法 :個別株・ETF
投資額 :50万円/年
これは自由に使う枠。イメージは下落基調での海外ETF買い増しと日本の個別株を買いたいと思っている。
ホントはこの自由枠はもう少し増やしたかったが、長期に渡って投資を続ける&心の安定を維持するためにこの額に設定。でも相場見て追加したくなっちゃうかも。
この3つの方針で300万弱/年投資し、2000万円を約7年で投資する予定。本当は3000万円を同じ期間で投資しきる予定だった。なるべく早く資金を投資することで、配当・複利の効果が得られるからだ。
だが、頭では理解できてもやっぱり不安だった。リーマン後の相場なら喜んで全額投資するが、今の状況は決して楽観視できない。これから投資する期間がずっと下げ相場で7年間高値掴みをするのではないかと考えてしまう。
そしてもう一つの不安要素が子どもの教育費だ。経験していないことなので、いくらかかるか想定ができない。いざというときに現金が不足する可能があると日々の生活も不安になってしまう。
このようなことを数日ずっと考え続けた結果、投資のペースを緩やかにすることにした。慣れてきたら後で投資額増やすこともでできるし。
というわけで、いろいろ考えぬいて、自分の大事な大事なお金を上記方針で投資に回すことにした。よし、頑張るぞ!
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