これまで株については色々勉強してきたが、今回は債券投資について勉強してみたい。
◆債券とは
債券とは一言でいうと、「借用書」のこと。債券に投資するということは、「誰かにお金を貸す」ということになる。
基本は、借用書に書いてある期間が経過しない(満期にならない)限り現金化出来ないが、株同様に満期になる前に市場で売り買いすることが出来る。
◆貸す相手
・世界各国の国(国債)
・会社(社債)
など。なんとアメリカや日本国にお金を貸してあげることができるのである。
◆債券のリスク
①信用リスク
誰かにお金を貸しているので、「貸した相手がお金を返してくれない」ことが最大のリスクとなる。
②流動性リスク
借用書に「5年後にお金を返す」と記載がある場合、その5年間はお金を自由に扱うことが出来ない。債券は市場で売買できるが、株ほど売り買いが沢山されていないので、売りたいときに売れないリスクがある。
③金利変動リスク
5年間で金利1.0%でお金を貸した場合、1年後に金利が上昇し3.0%になった場合、1.0%で貸しているお金が機会損失となってしまう。
◆債券のメリット
満期までの間、決められた利息を定期的に受け取ることが出来る。この金利は一般的に銀行に預ける金利より高い。
◆株との比較
株と債券の一番の違いが、「債券は(投資先が破綻しなければ)元本は保証されている」ということ。(但し、既発行債券を債券の額面以下で購入した場合はこの限りでは無い)
もう一つの違いが、「株より債券の方が市場価格の変動が少ない」ということ。つまり、
株 :リスクもリターンも大きい
債券:リスクもリターンも小さい
※株と債券での比較
ということになる。株へ投資するか、債券へ投資するかは、上記違いを踏まえて判断することになる。次回は、具体的な債券の投資先を調べていきたい。
<次の記事>
◆参考にしたHP
http://www.saiken-tousi.com/
https://www.tokaitokyo.co.jp/otome/investment/bond/index.html
0コメント