【ジャンル】
啓発本
【この本を勧めたい人】
・今更ながらお金の教養を学びたいと思っている人
・お金の話は難しくて眠くなってしまう人
・日々の生活がなぜか苦しい人
・子どもにお金のことを勉強させたいと思っている人
マネーという名の犬という本は「12歳からのお金入門」とサブタイトルがあるように、若年層に向けて書かれたお金に関する本である。
この本のあとがきで、子どもだけでは無く、大人からも反響が大きかったとあるが、僕が読んでも色々得るものがあったので、紹介していきたい。
◆お金は人生で一番大切なものじゃないかもしれない。でも何もかもうまくいかないとき、お金はすごい大切
僕も人生でやりたいことや不安を整理していくと、そのほとんどがお金にまつわるものだったことに驚いた。好きな所へ旅行へ行きたい、会社に依存したくない、老後のお金や娘の教育費の心配など・・・。お金があれば幸せになるわけではないけど、お金が無いと困ることが多いと思う。
きちんと働いていれば何とかなる、ではなくて、お金のことをきちんと考えるのはとても大事だと改めて思った。
◆やろうと決めたことは72時間以内にやること。72時間以内にやらなかったら、きっと二度とやらないから。
耳に痛いとはこのことを言うんだと思う。参考になるなぁとか俺もやりたいと思った内の一体どれくらい実践してきたのだろうか。今からでも遅くはないので、お金の勉強はこれからも継続していきたい。
◆恥ずかしい思いをすることへの不安を乗り越えた人に、世界は開ける
今までの学生生活や社会人生活では、「空気を読む」ということがとても大事だった。一方で、空気を読むことで、誰かと違うことや目立つことをするのが、恥ずかしかったり、怖いと思うようになっている。
人の目ばかり気にしない、不安を乗り越えて挑戦する、頭ではわかっていても今までの習慣はなかなか変えるのは難しい。エンパワーの講義でもあったが、無意識の意識化に取り組んでいくことで、いろいろなことに調整していきたいと思う。
◆お金は拡大鏡みたいなものなの。自分がどんな人間なのかを大きく拡大して見せてくれる
金持ち父さんでも言っていたが、お金はとても感情的なモノ。お金の使い方でその人がどんな人間かが見えてくる。例えば、突然宝くじに当たった人が、急に羽振りが良くなったり、最後はお金を全部使いきってしまうなど、お金を通して人の生き方が見えてくる。
以前の僕が宝くじ当たったら、即新築の家を買ってしまっただろう笑。そして今もお金のことになるとリスクを極端に恐れる性格が顔を出してくる。
◆金の卵を産むガチョウ
昔聞いたことがある寓話で、ばかなことをする人もいるもんだと思っていたが、まさか自分がガチョウの腹を裂く人と同じだとは考えもしなかった。
自分で貯めた大事なお金(ガチョウ)を自分の一時的な楽しみのために使ってしまい、金の卵を産むガチョウへ育てていなかったのである。もちろんガチョウは株や債券など投資のことで、金の卵とは配当のことである。
今からでも遅くないので、ガチョウは大事に大事に育てていきたい。
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